解決事例

相談者：男性（40代）
職業：会社員
後遺障害等級：第1級1号
診断名：急性硬膜下血腫・脳挫傷などによる高次脳機能障害

当事務所のサポートを受ける前と受けた後の違い

ご依頼前の保険会社提示額1億0638万円が、当事務所のサポートを受けることにより、

最終的な獲得金額1億5030万円（4392万円の増額）となりました。

賠償項目	保険会社提示額	最終的な獲得金額	増額分
入院付添費	0円	109万円	109万円
諸雑費	29万円	40万円	11万円
休業損害	284万円	284万円	―
傷害慰謝料	241万円	383万円	142万円
逸失利益	5641万円	6730万円	1089万円
後遺症慰謝料	2000万円	2500万円	500万円
近親者慰謝料	0円	900万円	900万円
将来介護費	3003万円	4084万円	1081万円
過失相殺	▲560万円	0円	560万円
合計額	1億0638万円	1億5030万円	4392万円

※主な賠償項目のみ

被害者が道路を横断中、加害者車両と衝突し、急性硬膜下血腫・脳挫傷などによる高次脳機能障害の後遺障害残す損傷を負い、1級1号の後遺障害が認定されました。

当初、保険会社からは、過失相殺の主張などがされていたことから、被害者のご家族が当事務所に相談に来られました。被害者のご家族は、裁判によらずに解決したいと強く望んでおられましたので、その意向に沿えるよう保険会社と交渉しました。被害者の家族としては被害者に過失があるということが納得できなかったため、事故態様を踏まえれば被害者側に過失がないことを強く保険会社側に訴えることにしました。

保険会社との交渉を経て、裁判に至ることなく、被害者の過失がないこと、慰謝料・将来介護費の増額などを認めてもらうことができ、約1億5000万円（約4300万円の増額）となりました。

事案としては、すぐに訴訟提起ということも考えられる事案でしたが、できる限り示談で早急に解決したいという依頼者の意思を尊重して、示談による早期の解決をすることができました。