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車にスマホホルダーを取り付けて使用するのは違法?

2026年03月9日

近年では、カーナビ代わりにスマートフォンを使用するケースが増え、スマホホルダーの設置が一般的になっています。

しかし、「車にスマホホルダーを設置すると違法になるのでは?」と不安に感じている人もいるのではないでしょうか。

実際に、スマホホルダーの取り付け位置や使い方によっては道路交通法違反に該当する可能性があります。

今回の記事では、スマホホルダーの設置が違法となるケースや罰則、そして違法にならないための対策について解説します。

安全にスマホホルダーを活用するための基礎知識として、ぜひ参考にしてみてください。

 

車にスマホホルダーを設置して違法となるケースとは?

車にスマホホルダーを設置すること自体は、違法ではありません。

しかし、取り付け位置によっては保安基準違反や安全運転義務違反となる可能性があります。

とくに注意すべきケースは、次のとおりです。
・フロントガラス・サイドガラスに取り付けた場合
・サンバイザー・バックミラーに取り付けた場合

以下で具体的に確認していきましょう。

フロントガラス・サイドガラスに取り付けた場合

フロントガラスや前方のサイドガラス・三角窓にスマホホルダーを取り付けると、違法となる可能性があります。

道路運送車両の保安基準では、これらの場所に装着できるものや位置が厳格に定められているためです。

フロントガラス・前方のサイドガラス・三角窓への設置が許可されているものは、以下のとおりです。
・バックミラー
・車検ステッカー
・ETCアンテナ
・ドライブレコーダー

取り付け位置に関しても、ガラスの上端から縦幅全体の20%以内・または下端から150mm以内と規定されています。

吸盤式のスマホホルダーも販売されていますが、運転席付近のガラス面への設置は避けましょう。

サンバイザー・バックミラーに取り付けた場合

サンバイザーやバックミラーにスマホホルダーを取り付ける行為も、違法と判断されるおそれがあります。

これらの位置にスマホホルダーを取り付けると、本来の機能の維持ができず運転の妨げになる可能性があるためです。

サンバイザー(日よけ)は、日光のまぶしさによる視界への影響を軽減させるためのものです。

また、バックミラーには車の死角を補い、後方の安全を確保する役割があります。

安全運転義務違反に問われる可能性もあるため、これらの位置への取り付けは避けましょう。

 

車にスマホホルダーを設置して違法となった場合の罰則・違反点数

車にスマホホルダーを設置した結果、違法と判断された場合には、反則金や違反点数が科される可能性があります。

スマホホルダーの設置による代表的な違反は、道路交通法の「安全運転義務違反」です。

安全運転義務違反が認められた場合、普通車であれば反則金9,000円・違反点数2点が科されます。

また、フロントガラスなどにスマホホルダーを取り付けると、道路運送車両法の「不正改造等の禁止」に該当するおそれがあります。

不正改造とみなされれば、6ヶ月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金が科される可能性があるため注意が必要です。

 

違法にならない車載スマホホルダーのおすすめな取り付け位置

車載スマホホルダーは、設置場所を適切に選べば違法となるリスクを大きく下げられます。

おすすめな取り付け位置は、次のとおりです。
・エアコンの吹き出し口
・ドリンクホルダー周辺

もっとも、同じ場所であっても、取り付け方や使用方法によっては違法と判断される可能性があるため注意が必要です。

具体的にどのような点がポイントとなるのか、以下で詳しく解説していきます。

エアコンの吹き出し口

エアコンの吹き出し口に取り付けるタイプのスマホホルダーは、ガラス面を使用しないため違法リスクが比較的低いといえます。

視界を遮らない位置に設置できる点も、メリットの一つです。

しかし、吹き出し口の形状によっては固定が不安定になる場合があります。走行中に落下しないよう、しっかりと固定できる製品を選び、定期的に緩みを確認するようにしましょう。

また、冷暖房の風向きを大きく妨げない位置に取り付けることも配慮すべきポイントです。

ドリンクホルダー周辺

ドリンクホルダー周辺に設置するタイプは、前方視界を妨げにくいという点で安全性が高いといえます。

ガラス面やミラー周辺を使用しないため、整備不良と判断されるリスクも抑えられるでしょう。

一方で、視線を大きく下げる必要がある位置に設置すると、前方不注視の原因となる可能性があるため注意が必要です。

ナビとして使用する場合は、音声案内をメインで活用するなど、画面を長時間見続けないよう工夫しましょう。

 

違法にならない車載スマホホルダーの使い方

車にスマホホルダーを取り付ける際は、位置だけでなく「使い方」も重要です。

適切な位置に設置していても、運転中の操作や画面の注視によっては違法となる可能性があります。

違法にならないために注意すべきポイントは、次のとおりです。
・スマホ画面の注視に注意する
・スマホの操作は必ず停車中に行う
・ケーブルの扱いに気をつける

適法に活用するためには、法令を守りながら安全性を確保する必要があります。

以下では、具体的な注意点を見ていきましょう。

スマホ画面の注視に注意する

スマホホルダーの設置場所に問題がなくても、運転中に画面を注視すると違法となる可能性があります。

注視に明確な基準があるわけではありませんが、短時間でもスマホを見続ける行為は事故につながるおそれがあり危険とされています。

いわゆる「ながら運転」は厳しく取り締まられているため、運転中は画面を見続けないよう注意しましょう。

ナビアプリを使用する場合でも、できる限り音声案内を活用することが望ましいです。

スマホの操作は必ず停車中に行う

スマホの操作は、必ず安全な場所に停車してから行う必要があります。

走行中に手で操作すると、道路交通法違反に該当する可能性が高くなります。

また、信号待ちや渋滞中であっても、周囲の交通状況を確認する妨げになるためスマホ操作は避けるのが望ましいです。

メッセージの確認やアプリの設定変更などは出発前に行うか、安全な場所に停車してから行いましょう。

事前準備を徹底すれば、違法リスクを大きく軽減できます。

ケーブルの扱いに気をつける

スマホホルダーを設置する際は、スマホにつなぐケーブルの扱いにも注意が必要です。

ケーブルがハンドル操作やシフト操作の妨げになると、安全運転義務違反と評価される可能性があります。

また、ケーブルが足元に垂れ下がった状態では、ブレーキやアクセル操作に支障が出るおそれもあります。

可能な限り配線をまとめ、車内の動線を妨げないよう整理しておくことが大切です。

違法にならないためにも、スマホ本体だけでなく、周辺機器の安全性にも配慮しましょう。

 

車にスマホホルダーを設置する際は違法となるポイントに注意しよう

車へのスマホホルダーの設置自体は、一般的な行為です。

しかし、取り付け位置や使用方法を誤ると、思わぬ法的リスクにつながる可能性があります。

とくに、視界を妨げる位置への設置や、運転中の画面注視・操作は、取り締まりの対象となりやすい行為です。

便利さを優先するあまり、安全確保という本来の目的を見失わないようにしましょう。

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